今回はAviUtlに初期段階から搭載されている【特定色域変換】について紹介します
本文の内容がご理解いただくとAviUtlで【特定色域変換】を使用した表現が作成できるようになります
ぜひ興味のある方はこの機会に【特定色域変換】の使い方を確認してみてください
- 【特定色域変換】とはどんな機能か
- 【特定色域変換】の適用方法
- 【特定色域変換】の使い方
- 【特定色域変換】の設定ダイアログ
- 【特定色域変換】を使った表現
- 【特定色域変換】のまとめ
それではさっそく内容に入ります
【特定色域変換】とはどんな機能か
【特定色域変換】は対象となるオブジェクト内にあるある特定の色のみを別の色に変更することができる効果です
【特定色域変換】の適用方法
【特定色域変換】適用方法は複数存在します
特定のオブジェクトに追加する
- 単独で作成する
- 特定のオブジェクトに追加する
【特定色域変換】を追加したいオブジェクトの設定ダイアログを選択します
設定ダイアログの右上に表示されている『十』ボタンをクリックし表示されるフィルタ効果のなかから【特定色域変換】をクリックします
この方法で【特定色域変換】を追加する場合はタイムライン上は以下のようになります
タイムライン上では【特定色域変換】が適用されているのか確認することができません
オブジェクトの設定ダイアログの下に以下のように【特定色域変換】が表示されることで【特定色域変換】が適用していることが確認できます
単独で作成する
『メディアオブジェクトの追加』から作成
タイムライン上のなにもないところで右クリックを行います
『メディアオブジェクトの追加』より『フィルタ効果の追加』を選択し【特定色域変換】をクリックします
この方法で【特定色域変換】を適用させるとタイムライン上では以下のように表示されます
【特定色域変換】をつけたいオブジェクトの下に配置するようにしましょう
【特定色域変換】の使い方
- 『変換前の色の取得』ボタンをクリック
- 次にオブジェクト内の変換したい色の部分をクリック※これにより選択された部分は黒色になります
- 『変換後の色の取得』ボタンをクリック
- 色相範囲、彩度範囲、境界補正の各項目を調整
【特定色域変換】の設定ダイアログ
【特定色域変換】は数値設定が以下の5項目で可能になっています
- 色相範囲
- 彩度範囲
- 境界補正
- 変換前の色の取得
- 変換後の色の取得
色相範囲
数値を高くすることによって変更される色の範囲が広くなります
基準となる色が黒色に近いと数値を高くすることによって黒い部分がだんだん増えていきます
この黒く変わっていく部分が変換対象となります
数値は0から256まで設定することが可能です
初期設定値は『8』に設定してあります
彩度範囲
色相範囲と同様にこちらは彩度を調整する項目になります
数値は0から256の間で設定することが可能です
初期設定値は8になっています
境界補正
変換後に色の境界部分を広げる項目です
初期設定値は『2』に設定してあります
数値は0から8の間で調整することが可能です
変換前の色の取得
変更したい部分の色を選択します
特定色域変換を使用する際にははじめにこの項目で色の取得を行います
変換後の色の取得
変更後の色を選択する項目です
【特定色域変換】を使った表現
【特定色域変換】のまとめ
いかがでしたか?
今回はAviUtlの効果の1つである【特手色域変換】について紹介しました
【特定色域変換】を使用したことがない方はぜひこの機会に試してみて下さい
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