今回は無料動画編集ソフトAviUtlを使用して【シーンチェンジ】のひとつ
【クロスフェード】を作成してみます
本記事の内容をご理解いただくと以下のような【シーンチェンジ】表現が可能になります
- 【ワイプ】とは
- AviUtlでワイプを作成する方法
- 【シーンチェンジ】で【ワイプ】を作成する方法
- 【ワイプ】の設定ダイアログ
- まとめ
【ワイプ】とは
【ワイプ】は対象となるオブジェクトを円や四角形などのいろんな図形で登場または退場させるエフェクトです
シーンチェンジの頻出表現のひとつです
なお、ワイプは音楽のミックスなどでもよく使用される技法のひとつでもあります
AviUtlでワイプを作成する方法
AviUtlでは複数の手順でワイプを作成することができます
そのなかでも1番簡単にできるのは拡張編集で導入されている【シーンチェンジ】をしようすることです
【シーンチェンジ】はAviUtlの拡張編集を導入することによってだれでも簡単に使用できるようになります
【シーンチェンジ】には映像の切り替わりにはかかせない【ワイプ】も含まれています
もしまだAviUtlを使用していて拡張編集を導入していない方は先にこちらの記事をご覧ください
【シーンチェンジ】で【ワイプ】を作成する方法
１映像や画像を２つ準備してタイムライン上に配置します
２【シーンチェンジ】を追加して【ワイプ】を選択
３好みに合わせて数値を調整して完成
手順は以上のようになります
以下ではもう少し詳しい数値を交えながら手順を振り返ってみましょう
１映像や画像を２つ準備してタイムライン上に配置します
タイムライン上での画像の配置は以下のようになります
オブジェクト同士をくっつけるか、離すかによっても表現が変わります
２【シーンチェンジ】を追加して【ワイプ】を選択
タイムライン上の何もないところで右クリックを行い
表示される項目から『フィルタオブジェクト』にカーソルを合わせます
さらに表示される項目から【シーンチェンジ】を選択します
無事に【シーンチェンジ】を追加することができるとタイムライン上で以下のようなオブジェクトがあらわれます
なお【シーンチェンジ】を追加すると初期設定から変更をしていなければデフォルトで【クロスフェード】が選択されているはずです
そのため設定ダイアログは以下のような表示になっています
これで【シーンチェンジ】の【ワイプ】を追加することができました
３好みに合わせてシーンチェンジの長さ調整して完成
後は好みに合わせてシーンチェンジの長さをタイムライン上で調整してます
タイムライン上でシーンチェンジのオブジェクトが長いほど【ワイプ】の影響時間が長くなります
【ワイプ】の効果は十分です
【ワイプ】の設定ダイアログについて
ここでは【ワイプ】の設定ダイアログについて紹介します
【ワイプ】の設定ダイアログは以下のようになっています
数値設定の項目に『調整』という項目はありますが
【ワイプ】においては設定ダイアログ上での数値設定は一切できません
【ワイプ】の影響する長さを調整するときにはタイムライン上でシーンチェンジオブジェクトの長さを調整するほかありません
設定ダイアログ上には『反転』という項目もありますが
これもチェックなし、チェックありでも表現に違いが生じません
まとめ
いかがでしたか？
今回はAviUtlを使用して【シーンチェンジ】のひとつ【ワイプ】について紹介しました
ぜひこの機会にご自身の作品にも取り入れてみてください
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