共通テスト「情報」では、通信速度の計算問題が頻出です。
一見すると複雑に見えますが、実際は「公式」と「単位の変換」さえ理解していれば確実に得点できます。
特に動画編集やデータのアップロードを経験している人にとっては、実生活と直結する内容でもあります。
ここでは、試験で確実に解けるように手順を整理して解説します。
■ 通信速度とは
通信速度とは、1秒間に送ることができるデータ量のことです。
単位は主に「bps(ビット毎秒)」が使われます。
■ 基本公式
通信速度の問題は、次の1つの公式ですべて解けます。
時間 = データ量 ÷ 通信速度
■ 単位に注意する
通信速度の問題で最も重要なのは単位です。
| 単位 | 意味 |
|---|---|
| bps | ビット単位 |
| B(バイト) | 8ビット |
データ量がバイトで与えられている場合は、必ずビットに変換してから計算します。
■ 計算例①(基本)
1MBのデータを1Mbpsで送る場合を考えます。
手順
まず、データ量をビットに変換します。
1MB = 1024KB
= 1024 × 1024バイト
= 1,048,576バイト
= 8,388,608ビット
次に公式に当てはめます。
時間 = データ量 ÷ 通信速度
= 8,388,608 ÷ 1,000,000
約8.3秒となります。
■ 計算例②(頻出)
500KBのデータを500Kbpsで送る場合です。
手順
まず単位をそろえます。
500KB = 500 × 1024バイト
= 512,000バイト
= 4,096,000ビット
次に計算します。
時間 = 4,096,000 ÷ 500,000
約8.2秒となります。
■ よく出る問題パターン
通信速度の問題は、以下の3パターンに分かれます。
- 時間を求める問題
→ データ量 ÷ 通信速度 - 通信速度を求める問題
→ データ量 ÷ 時間 - データ量を求める問題
→ 通信速度 × 時間
どの問題も、公式を変形するだけで解くことができます。
■ ミスしやすいポイント
- バイトのまま計算してしまう
- 1024を1000で計算してしまう
- 単位をそろえずに計算する
この3つは失点の原因になりやすいので注意が必要です。
■ まとめ
通信速度の問題は、次の3点を押さえるだけで安定して解けます。
- 時間 = データ量 ÷ 通信速度
- バイトは必ずビットに変換する
- 単位をそろえてから計算する



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