今回はAviUtlに初期段階から搭載されているフィルア効果のひとつ【振動】について紹介します
本文の内容がご理解いただくとAviUtlで【振動】を使用した表現が作成できるようになります
ぜひ興味のある方はこの機会に【振動】の使い方を確認してみてください
- 【振動】とはどんな機能か
- 【振動】の適用方法
- 【振動】の設定ダイアログ
- 【振動】を使った表現
- 【振動】のまとめ
それではさっそく内容に入ります
【振動】とはどんな機能か
【振動】は対象となるオブジェクトを振動させることができるエフェクトです
アニメーション効果の『震える』と類似しているエフェクトです
【振動】の適用方法
【振動】適用方法は複数存在します
- 特定のオブジェクトに追加する
- 単独で作成する
特定のオブジェクトに追加する
【振動】を追加したいオブジェクトの設定ダイアログを選択します
設定ダイアログの右上に表示されている『十』ボタンをクリックし表示されるフィルタ効果のなかから【振動】をクリックします
この方法で【振動】を円オブジェクトに追加する場合はタイムライン上は以下のようになります
タイムライン上では【振動】が適用されているのか確認することができません
オブジェクトの設定ダイアログの下に以下のように【振動】が表示されることで【振動】が適用していることが確認できます
単独で作成する
『メディアオブジェクトの追加』から作成
タイムライン上のなにもないところで右クリックを行います
『メディアオブジェクトの追加』より『フィルタ効果の追加』を選択し【振動】をクリックします
この方法で【振動】を適用させるとタイムライン上では以下のように表示されます
【振動】をつけたいオブジェクトの下に配置するようにしましょう
例えば円オブジェクトの下に【振動】を配置すると以下のようになります
『フィルタオブジェクトの追加』から作成
タイムライン上のなにもないところで右クリックを行います
『フィルタ効果の追加』を選択し【振動】をクリックします
この方法で【振動】を適用させるとタイムライン上では以下のように表示されます
【振動】をつけたいオブジェクトの下に配置するようにしましょう
【振動】の設定ダイアログ
【振動】は数値設定が以下の6項目で可能になっています
- X
- Y
- Z
- 周期
- ランダムに強さを変える
- 複雑に振動
X
X軸方向の振動の幅を設定することができます
数値は多くするほどに左右の振幅が大きくなります
初期設定では数値は『10』に設定してあります
Y
Y軸方向の振動の幅を設定することができる項目です
数値は多くするほどに上下の振幅が大きくなります
初期設定では数値は『10』に設定してあります
Z
Z軸方向の振動の幅を設定することができる項目です
数値は多くするほどに上前後の振幅が大きくなります
初期設定では数値は『0』に設定してあります
周期
振動が発生する周期を設定する項目です
周期を『1』にした場合1フレームごとに1回振動する
周期を『2』にした場合1フレームごとに2回振動する
というようになります
ランダムに強さを変える
振動の幅をランダムにすることが可能です
チェックマークをつけることによって適用することが可能です
初期設定では『チェックなし』の状態になっています
複雑に振動
適用することで常にカクカクした動きで振動を行うようになります
チェックマークをつけることによって適用することが可能です
初期設定では『チェックなし』の状態になっています
【振動】を使った表現
複数を振動させる表現
複数を振動させる表現にもフィルタ効果の【振動】が使用されています
ぷるぷる怒る表現
ぷるぷる怒る表現にも【振動】が使用されています
【振動】のまとめ
いかがでしたか?
今回はAviUtlの効果の1つである【振動】について紹介しました
【振動】を使用したことがない方はぜひこの機会に試してみて下さい
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