今回は無料動画編集ソフトAviUtl を使って【垂れる】オブジェクトを作っていきます
AviUtlの初期設定の状態で作ることができます
【垂れる】オブジェクト作成するのに拡張編集プラグインを導入していれば特別なクリプトを導入する必要はありません
AviUt初心者の方でも手軽に作成することができますのでぜひ作ってください
本記事の内容を理解した方は↓以下のようなものが簡単に作れるようになります
- 垂れるの基本
- 垂れるオブジェクトを実際につくってみる
- 垂れる演出のまとめ
それではさっそく内容に入ります
【AviUtl】垂れるオブジェクトの演出
垂れるの基本
垂れるオブジェクトの基本は↑を作ることです
このオブジェクトさえ作れればあとはご自身のお好みで色や演出を工夫するだけです
図形を基本に作成しますどんな図形でも調整すれば作ることは可能なのですが、個人的に【三角形】か【円】をベースに作成すると形がきれいになります
今回は【三角形】の図形をベースにつくっていきたいと思います
垂れるオブジェクトを実際につくってみる
メディアオブジェクトの追加から【三角形】を呼び出します
今回物体にY軸方向の動きを持たせるため中間点をひとつ作っています
【三角形】の数値設定は以下のように今回は行いました
- X → 0.0(移動なし)
- Y → -700から100(減速) → 100(移動なし)
- Z → 0.0(移動なし)
- 拡大率 → 200(移動なし)
- 透明度 → 0.0(移動なし)
- 回転 → 0.00(移動なし)
- サイズ → 700(移動なし)
- 縦横比 → 98(移動なし)
- ライン幅 → 4000(移動なし)
- 合成モード → 通常
- 図形の種類 → 三角形
- 色の設定 → RGB(255,255,255)
次にフィルタ効果を追加していきます。今回追加するフィルタ効果は【マスク】です
なぜフィルタ効果の【マスク】を追加するのですか?
マスクをつける理由は先端に丸みを持たせるためです
【マスク】の数値設定は以下のように行いました
- X → 0.0(移動なし)
- Y → -87(移動なし)
- 回転 → 0.00(移動なし)
- サイズ → 1468(移動なし)
- 縦横比 → -64(移動なし)
- ぼかし → 0(移動なし)
- マスク種類 → 円(移動なし)
- マスクの反転 → チェックなし
- 元のサイズに合わせる → チェックなし
と設定すると【垂れる】オブジェクトが完成です
このままでもいいのですがさらに垂れている感を際立たせるためにオブジェクトの色を変えてみたり、下の円形のオブジェクトを付け加えるのをおすすめします
こんな感じです↓
【垂れる】オブジェクトが静止したタイミングで【円】のオブジェクトが登場するように調整しています
なお、【垂れる】オブジェクトと【円】のオブジェクトは同じ色に設定しています
【円】のオブジェクトの数値設定は以下のように今回は行いました
- X → 0.0(移動なし)
- Y → 259(移動なし)
- Z → 0.0(移動なし)
- 拡大率 → 100(移動なし)
- 透明度 → 0.0(移動なし)
- 回転 → 0.00(移動なし)
- サイズ → 58から1000(イージング【1】)
- 縦横比 → -92.2(移動なし)
- ライン幅 → 4000(移動なし)
- 合成モード → 通常
- 図形の種類 → 円
- 色の設定 → RGB(113,22,19)
垂れる演出のまとめ
いかがでしたか?
今回は【垂れる】オブジェクトについて紹介させていただきました。
【垂れる】オブジェクトは、このまま創作のアクセントとして利用するのもありです。
今回紹介した円のオブジェクトと併用してみたり他の素材と組み合わせてみるのも面白いです。
垂れるオブジェクトを複数コピーして違う動きをさせるのもよいです
【垂れる】演出は奥が深く工夫の余地がまだまだありそうです。
良い演出が思いつき次第内容を更新したいと思っています
もし良い演出方法など思いつきましたらコメントなどで教えてくださると幸いです。
皆さんも数値調整などしていろいろ試してみてください
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