コード進行を作っていると
「次のコードへもっと強く進みたい」
「流れに説得力を出したい」
と思うことがあります。
そんなときによく使われるのが セカンダリードミナント です。
少し難しそうな名前ですが、仕組みがわかるととても便利です。
この記事では
・セカンダリードミナントとは何か
・どんな役割があるのか
・初心者向けの考え方
を解説します。
ドミナントとはおさらい
まず、普通のドミナントを簡単におさらいします。
Cメジャーなら
G → C
この G は C に進みたがるコードです。
こうした「強く解決したい力」を持つコードがドミナントです。
セカンダリードミナントとは?
セカンダリードミナントとは、トニック以外のコードに対して一時的にドミナントを作ることです。
たとえば Cメジャーの中で、Am に強く進みたいとします。
Am に対するドミナントは E です。
なので
E → Am
という流れを作ると、Amに強く進みたくなります。
この E が、Cメジャーの中でのセカンダリードミナントです。
なぜ便利なの?
本来のダイアトニックコードだけだと、進行がややあっさりすることがあります。
そこでセカンダリードミナントを使うと、次のコードへ向かう力が強くなります。
つまり
・進行感が強くなる
・ドラマが出る
・コード進行がそれっぽくなる
という効果があります。
具体例
Cメジャーの曲で、普通なら
C → Am → Dm → G → C
のような進行があります。
ここで Am に向かう力を強めたいなら
C → E → Am → Dm → G → C
とできます。
この E は Cメジャーに完全には含まれませんが、Am に進むために使われています。
よくある形
セカンダリードミナントは
「行きたいコードの5度上のコードを置く」
と考えるとわかりやすいです。
たとえば
・Dm に行きたい → A を置く
・Em に行きたい → B を置く
・Am に行きたい → E を置く
という考え方です。
借用和音との違い
借用和音は、別の調からコードを借りて色を変えるものです。
セカンダリードミナントは、次のコードへ進む力を強めるために使うコードです。
つまり
・借用和音 = 響きの色を変える
・セカンダリードミナント = 進行感を強める
という違いがあります。
まとめ
セカンダリードミナントとは、あるコードへ一時的に強く進ませるためのドミナントコード のことです。
たとえば Cメジャーの中で
E → Am
の E は、Am に向かうためのセカンダリードミナントです。
使えるようになると、コード進行がぐっと自然でドラマチックになります。


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