今回はデジタルイラストでは欠かせないペンタブの替え芯についての記事になります
ペンタブの代用品を使用している方は特にお読みいただきたい記事となっていますのでぜひ参考にしてください
ペンタブの替え芯についてよく話題になることありますよね
ペンタブの芯を交換しようと思っているのだけれど、代用品の方が描き味もよくて、何よりコスパも良いって聞くのですが代用品はおすすめですか?
結論から言うとペンタブの芯の代用品はおすすめしません
ペンタブの芯を交換替え芯はは純正品一択です
純正品を使うことが一番効率がよく、そして安心です
それでも代用品を使いたいと思う方は以下本文をご覧ください
なお、私はイラスト制作にデジタルイラストソフトCLIP STUDIO PAINT PROを利用しています。デジタルイラストソフトに興味がある方はこちらの記事をご覧ください。
ペンタブの替え芯の代用品は使うべきではない!
- ペンタブの芯は代用品をおすすめしない3つの理由
- 代用品を使いたくなる心理
- 手軽にペンタブ芯を購入する方法
【ペンタブの芯は代用品をおすすめしない3つの理由】
いままで代用品として挙げられてきたもの多数ありますが
有名なものとしては
- つまようじ
- 綿棒
- ステンレス棒
- パスタ
- メイカー違いの芯
などがあげられます
今後もより良い描き味やコスパを求めて探求心あふれる創作者達が代用品を発掘するかもしれませんね
ですがこれらの代用品はすべておすすめできない品です
もし、まだに利用している人がいたら速やかに利用をやめることをおすすめします
★おすすめしない理由1★芯として使えるようになるまで手間と時間がかかる
代用品というのはもともと利用目的が違うことがほとんどです。そのため、ペンタブの芯に形や長さが合うように自分で加工する必要があります
代用品の加工は見ている分には手軽な素材で、簡単に作れるように見えますが実際自分でやってみると思っている以上に大変です
例えば綿棒を例に考えていきましょう
綿棒はとても手軽に手に入るから扱いやすいように感じます
各家庭に必ず数本はあるであろう綿棒ですがペンタブの芯として利用できるのは通常の物より細いベビー用の細い綿棒です。
ベビー綿棒がない人は買いに行く必要があります
購入したあとも芯として使えるように適切な長さをカットし、やすりで表面を削り滑らかにする必要があります
実は私も綿棒芯を手作りしたことがあるのですが、頑張って作ったにもかかわらず板タブが反応しませんでした
その後も何度か綿棒芯の作成に挑戦してみたのですが思うような描き味にはならなかったです
★おすすめしない理由2★故障の原因になる
代用品を愛用している方は知らないかもしれませんが代用品の利用はペンタブやペンの故障につながります
もしペン先の部分の加工がいまいちで尖っていた場合は板タブ本体や液晶部分に傷がついてしまうことがあります
傷が深ければ取り返しのつかない事態になってしまいます
また
代用品を加工するときはペン先のことしか意識してない方多いと思うのですがペンに差し込む部分も注意が必要です
ペンタブのペンの中は実はセンサーが内蔵されていて芯がセンサーにあたることで筆圧を感知する仕組みになっています
純正品であれば正しい角度で力がかかるようになっていますが代用品はどうでしょうか?
正しい力がかからないことが原因でペン本体に負担をかけてしまい最悪の場合故障してしまいます
高価なペンほど繊細な加工がされていることがほとんどです
本体が高価な品であればあるほど代用品の利用はおすすめできないのです
以前SNSでも一時期話題になった話ですが
パスタを代用品として使っていたクリエイターの方のペンが虫だらけになったという話があります
直接的な故障ではないかもしれませんが想像するだけでも恐ろしいです
★おすすめしない理由3★純正品が一番使いやすい
そもそも代用品なんかよりも純正品が一番使いやすいです
考えてみれば当たり前のことですがペンタブの製造元がその製品のために考案し製品化したものなのですから世界で一番純正品が使いやすいのは至極当然のことです
一番使いやすいものを使わずに最高の作品が作れるのでしょうか?
描き味はクリエイターによって好みがあることだって製造元は考慮済みです
芯の種類は純正品でも複数販売されているのですからまず新しい描き味を追い求めるのであるならば代用品を考慮するのではなく純正品の替え芯を試すのが一番効率が良いはずです
ペンタブの製品を多く発売しているWacom社でも以下の様な替え芯を販売しています
今回は一般的な3つの芯にだけ紹介します
ポリアセタール芯
一般的に標準芯と呼ばれているのがこのポリアセタール芯です
本体に付属されていることが多いためペンタブをを利用するときに最初にこの芯に出会う人が大半です
芯選びをするときに基準となる芯です
初心者はこの芯で十分創作活動を楽しむことができます
標準芯の描き心地で十分満足しているならば無理に他の芯に変える必要な内容に思います
エラストマー芯
標準芯と比べるとやや弾力を感じる描き心地になります
たとえるならば紙を消しゴムでこするような感覚に近いです
粘り気のあるなまらかななタッチになるため標準芯に比べると芯の摩耗が緩やかなように感じました
なお、エラストマー芯は板タブだけでなく液タブとも相性が良いことでも有名です
液タブ利用者ならば一度は使ってみたい芯と言えます
フェルト芯
フェルトがベースとなって作られている芯のため楽しんに比べて少しザラザラとした触り心地になっています
描き心地は少し摩擦を感じます
シャープペンシルで描いている感覚に近いかもしれません
フェルト芯の魅力としては細い線が他の芯に比べて描きやすく感じます
細かい絵柄を書くことが多い人に定評のあるフェルトペンですが標準芯と比べると摩擦が起きやすいためか減りが早く感じます
代用品を使うたくなる心理
そもそも純正品が販売されているにも関わらず代用品を使いたくなってしまうのはなぜなのかな?
よく見かけるのは以下の理由です
- 代用品として使えるものが身近なものだから
- コストを下げたい思うから
- より良い描き味を求める探求心を持っているから
- そもそも替え芯が手元にないから
などがあげられます
でも代用品を利用する前に今一度自分がペンタブを利用する目的考えてみてください
結局ペンタブを利用する目的は自分の創作物をより最高の状態で完成させることだと思います
それにも関わらず代用品を利用するというのは制作とは関係ない無駄な時間と労力をかけてしまいます
その時間と労力を創作時間に費やしたならばさらに良い作品になっていたかもしれなません
作品の創作スケジュールに余裕が、機材が故障しても良いですという人はよいですがほとんどの人はそうではないですよね
つまり代用品を使うってことは結局まわりまわって創作活動の邪魔になってしまいます
もし効率よく創作活動を行いたいと思うのであればやはり代用品ではなく純正品の芯を利用するという選択肢しかないということはここまで本文を読んでくださった皆さんならばわかるはずです
代用品なんて購入不要!気軽に購入できる純正品
以前はWacomの製品を買う場合は取り扱いのある家電量販店で購入するか、Wacom公式ホームページで購入するしかありませんでした
ですが今ではAmazonや楽天などの大手ネット通販サイトでも購入できるようになっています
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