デッサン上達するためには鉛筆の特性を理解することが大切です
小さいころから一番馴染みのある画材と言えば鉛筆ですよね
画材としての鉛筆のことをきちんと理解することで、適切な鉛筆で的確な表現をすることが可能になります
- 鉛筆の種類
- 鉛筆の持ち方
それではさっそく内容に入ります
鉛筆の種類
鉛筆には大きく分けて【H】系と【B】系とがあります
- 【H】は『hard』
- 【B】は『black』
そしてもうひとつ【F】があります
【F】ってなんですか?
濃さがHとBの中間のものになります
【F】は『ひきしまった・しっかりした』の意味『firm』のことです
鉛筆の芯の原料は黒鉛と粘土です
このふたつの原料の配合によって芯の硬さと色の濃さが変わるわけです
芯の硬さと濃さは、反比例の関係にあって黒鉛が多く配合されているものほど色が濃くなりその分、粘土の割合が少なくなるため柔らかくなります
逆に粘土の割合が多いと硬く薄い色の芯になります
鉛筆の数字は堅さを表していて
- 一番堅いのが10H
- 中間の方さがHB
- 一番柔らかいのが10Bです
硬く薄い鉛筆が得意な表現
- 明るい色
- 質感が硬い
- 鈍い色
- 寒色系の表現
柔らかく濃い鉛筆が得意な表現
- 暗い色
- 柔らかいもの
- 鮮やか質感
- 暖色系の表現
絵描きで愛用している方多いハイ・ユニシリーズは22種類の鉛筆があります
最低でも6Bから4Hくらいあればデッサンが楽になります
鉛筆の持ち方
デッサンでは主に細かい部分を描きこむ時には一般的に文字を描きこむ持ち方をします
仕上げや作品の終盤はよくこの持ち方になる方が多いです
デッサンの際は長めに鉛筆をもって描き始めることが多いです
鉛筆を寝かせることで太い線を引けるようになるほか
力を入れることなく線を描くことが可能です
モチーフのあたりをつけるときにはこの持ちかたのほうが形がとりやすいです
なお、鉛筆は使えば使うほど短くなってしまいますよね
私は長く使い続けるために鉛筆ホルダーは優れものです
しかも逆にはめれば、尖がった鉛筆芯を守る鉛筆キャップにもなります
おすすめなのでぜひご活用ください
デッサンのための鉛筆まとめ
初心者の場合は、自分に合う画材ってわかりませんよね
そのため最初は複数の硬さがはいったセットを購入してその中で自分に合う鉛筆をを選ぶのが一番です
しかもセット商品の方がバラ売りよりもお得な価格で販売されていることも珍しくはないです
初心者の方ほどセット購入が実はおすすめだったりします
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