今回は動画における【コーデック】について紹介します
動画をダウンロードしようとしたときに【コーデック】という言葉があったのですが【コーデック】って何ですか?
【コーデック】は言ってしまえば動画を圧縮する際に使うアリゴリズムです
動画編集や音楽編集をする上でも【コーデック】という言葉はぜひ知っておきたい言葉のひとつなので
- 【コーデック】とは?
- 【コーデック】の種類
それではさっそく内容に入ります
【コーデック】とは?
【コーデック】は「映像」や「音声」を圧縮するための「圧縮アルゴリズム」のことです
【コーデック】は動画を構成する音質、映像の品質を決める要素にもなっています
【コーデック】=「圧縮アリゴリズム」
と言われてもイメージが持ちにくいとおもうのでここではもう少しかみ砕いて説明をします
【コーデック】について理解しようとする場合は我々はまず映像の構成や容量について簡易的に理解する必要があります
映像とは複数の絵(コマ)で構成されているパラパラ漫画のようなものです
一般的な映像というのは30fpsを指していることがほとんどです
30fpsの映像というのは1秒間に30の絵(コマ)で構成されているということになります
つまり1秒間でを30枚の絵(コマ)がパラパラされているということです
30fpsの映像で1枚の絵(コマ)のサイズが4MBであるとき映像のファイル容量というのは
以下のようになります
4MB×30枚 =120MB
つまり1秒間の動画の容量は120MB
たった1秒間の動画に容量120MBという巨大なファイルでは映像の秒数を長くすればするほどにさらに容量が膨れ上がってしまいます
なので容量を小さくするために映像を構成している絵(コマ)1枚1枚を圧縮していきます
この圧縮すときに使われるアルゴリズムが【コーデック】です
【コーデック】の種類
【コーデック】と一言でいっていくつか種類があります
先ほど説明したように
映像を圧縮する際には映像の【コーデック】を使用し
音声を圧縮する際には音声の【コーデック】を使用して圧縮を行います
主に映像のコーデックで有名なものは「H.264」「H.265」
音声のコーデックでは「MP3」などがあります
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