【AviUtl】フィルタ効果ミラー【ミラー】

今回はAviUtlに初期段階から搭載されている【ミラー】について紹介します

本文の内容がご理解いただくとAviUtlで【ミラー】を使用した表現が作成できるようになります

ぜひ興味のある方はこの機会に【ミラー】の使い方を確認してみてください

【ミラー】とはどんな機能か

【ミラー】は対象となるオブジェクトを鏡に映したように表現することあができる機能です

【ミラー】の適用方法

【ミラー】適用方法は複数存在します

• 特定のオブジェクトに追加する
• 単独で作成する

特定のオブジェクトに追加する

【ミラー】を追加したいオブジェクトの設定ダイアログを選択します

設定ダイアログの右上に表示されている『十』ボタンをクリックし表示されるフィルタ効果のなかから【ミラー】をクリックします

この方法で【ミラー】を追加する場合はタイムライン上は以下のようになります

タイムライン上では【ミラー】が適用されているのか確認することができません

オブジェクトの設定ダイアログの下に以下のように【ミラー】が表示されることで【ミラー】が適用していることが確認できます

単独で作成する

『メディアオブジェクトの追加』から作成

タイムライン上のなにもないところで右クリックを行います

『メディアオブジェクトの追加』より『フィルタ効果の追加』を選択し【ミラー】をクリックします

この方法で【ミラー】を適用させるとタイムライン上では以下のように表示されます

【ミラー】をつけたいオブジェクトの下に配置するようにしましょう

【ミラー】の設定ダイアログ

【ミラー】は数値設定が以下の5項目で可能になっています

• 透明度
• 減衰
• 鏡目調整
• ミラーの方向
• 中心の位置を変更

透明度

フィルタ効果【ミラー】を適用することによって映し出された部分のオブジェクトの透明度を調整する項目です

初期設定の段階では数値は『０』に設定してあります

数値は0～100の間で設定することができます

減衰

映し出されたオブジェクトの透明度の範囲を調整する項目です

端からだんだんと薄れていきます

初期設定値は『０』に設定されています

数値は０～500までの間で設定することが可能です

鏡目調整

鏡を置く場所の調整をする項目です

元のオブジェクトに対しての距離の調整を行います

初期設定値は『０』に設定してあります

数値は-2000から2000までの間で調整することが可能です

ミラーの方向

鏡を置く方向を調整する項目です

ミラーの方向は上下左右から選択することが可能にになっています

中心の位置を変更

チェックを入れることによって適用されます

チャックなしの状態ですと元のオブジェクトが中心になっていますが

この項目が適用されることによってミラーによって映し出されたオブジェクトも含めて中心部分が設定されます

【ミラー】を使用する際の注意点

ミラーエフェクトはAviUtl本体の最大サイズの半分までの大きさしか適用できないようになっています

例えば最大サイズの設定が1280×720になっているとき640×360以下の画像でないとフィルタ効果【ミラー】えお追加しても画面上には反映されません

そのため、フィルタ効果の【ミラー】を使用する際には画像を読み込ませる前に

読み込ませる画像のサイズとAviUtl本体の最大サイズを確認するようにしましょう

なお最大サイズを確認、変更する際方法について確認したい方はこちらを参考にしてください

【ミラー】を使った表現

【ミラー】を使用したテキスト表現 

【ミラー】のまとめ

いかがでしたか？

今回はAviUtlの効果の1つである【ミラー】について紹介しました

【ミラー】を使用したことがない方はぜひこの機会に試してみて下さい