
こちらの書籍はどんな本ですか

着物を描きたいと思う方にとって良本であると言い切れる1冊です
イラストを描くときにはできるだけ資料を準備した方が制作がはかどるとわたしは考えます
衣類に関してはできるだけ構造の似た衣服を実際に着用し写真を撮影して資料をつくってます
しかし、すべての衣装を簡単に準備することはできません準備するのが難しい衣装のひとつがずばり着物だと思います
イラストを描く際の資料として使うだけではなく
着物の着付けの段取りや着物の構造についてもまとめられているため絵描きの方でなくても読み物として十分楽しめる内容になっています。
この本はこんな方におすすめ
- 着物のを描きたいと思っている方
- 着物の構造を知りたい方
- 着物の着付けに興味がある方
- 本書の特徴
- 参考になった内容
- 本書の良くなかった内容
着物の描き方 和装に関心がある方におすすめしたい書籍
本書の特徴
ほとんどのページがイラストで構成されています
着物全体にいれることから部位ごとの特徴について丁寧に説明をいれてくださっています
多数の角度から描かれているため視覚的にも構造を理解することができます
著者の着物に対する情熱が感じられる内容です
この手の技術書は女性の描き方がおおいですが男性の着物の描き方や構造についても丁寧に取り上げてくださっているので非常に参考になります

男女の違いについてもふれて下さている為描き分けに悩んでいる方にとってはほんとにありがたいです
着物だけではなく着物とセットである履物やインナーについてもまとめられているため通常の技法書よりも踏み込んだ内容になってます。
とても参考になった内容
- 袖の構造
- 着物のシワの描き方
- 着丈は実は性格を表す
袖の構造
袖(そで)
着物で最も構造が理解しにくい部位と言っても過言ではないのが袖です
しかも男女で違いがあるの知りませんでした
女性には振りと呼ばれる部位があるため腕を動かすと振りが揺れる構造になっています
それに対して、男性は振りがないように縫われているため女性の振りのような動きはありません
袖口を大きさも性別ごと違いがあるため
洋服とは構造がだいぶ異なるので袖の構造は知れば知るほど奥が深いと思いました。
着物のシワの描き方
一般的に衣類のシワを描くときよく体のラインに沿ってシワを寄せます
しかし、着物は布が分厚い為、体に沿ったシワを描かない方が自然にみえます
シワを入れるときは、長い曲線であまり描きすぎないこと
シワの数が多いと安っぽく見えてしまいます普段着用ならそれでもOKですがシワが少ない方が上品な印象になります。

帯から下にはあまりシワをつくらないことが理想とされています
着丈は実は性格を表す
着丈(きたけ)とは着物の裾の長さを指します
男女共通で言えることはきちんとした着付けの着丈は上品さ、まじめさ、育ちの良さを表しています
着丈の長さを短くすることで幼さ、性格をが反映されます
特に男性の丈の長さは重要な要素になると意識する
本書の良くない点

個人的には着物に特化した資料として大満足です。
現時点で不満を感じることはないです
しかし、他の方のレビューを見てみると参考写真についてはあまり良くないとおっしゃっている方もいるので実際にご自身でご覧になって違和感を感じるようならば他の和装雑誌を参考にすることをおすすめします
イラスト部分については文句なしです!
まとめ
本書を一通り目をとして最初に思ったことはいままで適当に着物描いていたな
ぜんぜん着物について理解できていなかったなと反省しました
【着物の描き方】に出会うまでは着物を描くときはいつも参考写真を探していました。
しかし、写真では情報量が多すぎて正しい情報を読み取れていませんでした。
いつも悪戦苦闘していたためこの本はほんとにありがたいです
これから着物のイラストを描くときは必ずこの本を開いた状態で描きたいと思いました
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